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コンプレックスを克服する方法

コンプレックスの本当の問題点とは


コンプレックスや自分の短所を受け入れることは難しいものです。

なぜなら、コンプレックスは極めて主観的なものであり、自分の基準で勝手に判断しているものだからです。


自分がそれを問題だと認識したから悩みになるのです。


例えば、ストレートヘアで髪型がきまらずに悩んでいる女性がいますが、くせ毛の私からすると「そんなことが悩みなの?」と、羨ましい限りです。

また、お尻が大きいことで悩んでいる女性もいますが、ヒップのボリュームがあるとタイトなパンツやドレスを着こなすことができます。




さらに、「胸が小さい」と悩んでいる人もいますが、あの世界の舞台で活躍するパリコレモデルたちですら胸はありません。

なぜなら、胸がないことがパリコレモデルとしてステータスになるからです。



一流モデルの世界では、胸がないことで着こなせる服が多く、一番ブランド側が見せたい「服」を引き立てることができるからです。

「胸がない」というコンプレックスを強みとしているのです。




このように、客観的にみると「そんなことで悩んでるの?」と思うようなことでも、本人にとっては深刻な悩みである例は往々にしてあります。



だから、悩みやコンプレックスは客観的にはかるものではなく、自分の心が決めていることであり、コンプレックスの最大の問題は、顔や体などの見た目にあるのではなく、それを問題ととらえて悩み続けているあなたの心に問題があることに、まず気づく必要があるのです。




短所は長所でもある


私も今の仕事をするようになってから、コンテスタントから


「私自分のここが嫌で、どうすれば解消できますか?」


「コンプレックスを隠すにはどうしたらいいですか?」


と、コンプレックスについてよく相談をされます。




けれど、私がそこで伝えているのはコンプレックスを短所のままにしないということ。

コンプレックスを個性や長所に変える努力をするように伝えています。




私も161cmという低身長がコンプレックスでした。

170cm以上の身長がないと難しいと言われるミスコンの世界では短所となります。




しかしながら、私はこの低身長であるからこその個性と、他の長所を磨き上げることでグランプリや受賞経験を得ることができました。

コンプレックスを単なるコンプレックスで終わらせるのか、それともコンプレックスを個性に変えるのかはあなた次第!




自分の短所に蓋をする前に、まずできることがあるはず。

本当のコンプレックス解消は、蓋をすることでも、隠すことでもなく、受け入れて活かすことなのです。




コンプレックスを強みに変えた先生


私が英語科教員を目指していた大学生の頃。

教員の公務員試験では、必ず「教育心理学」や「発達心理学」などの「心理学」が出題されます。

なので、私は心理学の講義を受講していたのですが、その心理学の先生が大好きでした。

すごく賢くて、変わり者で、全ての発言が当を得ていたから。


ある日、その心理学の先生がこんなことを言っていました。


「私は心理学のプロです。この教科書の何ページに何が書いてあるかも見ずに言えます。しかし、私は同時に発達障害も抱えています。だからこそ、発達障害の子どもたちの気持ちを一番理解でき、子どもたちに寄り添えるからこそ、私は発達心理学を専門にやっているのです

と。

その先生はその能力の高さから、大学教授や公務員試験の講師としてあらゆる所からひっぱりだこ。

発達障害であることを自ら公言し、それを自分の天職にした先生だったのです。

先生は授業中に、自身が発達障害であることにより不自由なことや困ったことなども語りますが、必ず最後に「でも、私はこれでよかったの」と言います。

なぜなら、「私が発達障害でなかったら救えない子たちがいたから」と言っていました。


この言葉に大学生の私も深く考えさせられたことを覚えています。

私も担任で発達障害の子を持ったことがあったので、後に先生の教えはすごく役立ちました。


今はもう教員をやめていますが、今でもその先生が教えてくれた「コンプレックスを長所に変える」という考え方を大切にしています。




自信がコンプレックスを克服させる


ここまで言っておいてなんですが、結論、短所を長所に変えたところで、見た目が劇的に変わることはありません。


厳密に言うと、持って生まれた見た目やコンプレックスが本当に消えてなくなるということは、よほどのことがない限りありえませんし、根本の解決はされません。




しかし、コンプレックスがあっても、悩んでいない人はたくさんいます。

コンプレックスがあっても、幸せな人たちはたくさんいます。




大して美人じゃなくても活躍している芸能人やモデルだっていますよね?

この違いは何なのでしょうか?




それは「コンプレックスがあること」と、「コンプレックスで悩み続けていること」は違うということなのです。

大小あれど、誰だって何かしらのコンプレックスはあり、それを認識してはいますが、コンプレックスがあっても幸せな人たち、コンプレックスがあっても活躍している人たちに共通するのは、その人たちが圧倒的な「自信」を持っているということです。




彼らは「悩み続けていない」のです。

コンプレックスを超えて人生かけてやってきたこと、行動してきたことによる「絶対的な自信」があるから、コンプレックスがあっても気にならないし、悩み続けないのです。




裏を返せば、コンプレックスで悩み続けている人は、自信がないのです。

自分の中に、コンプレックスを超えるポジティブなものがないため、悩み続けることになります。




こちらの美人なのにパッとしない人の特徴」コラムでも書きましたが、自信のある人は、見た目が大して良くなくても、何をやっても良く見えます。

自信のない人は、たとえ外見が完璧だったとしても、何をやってもパッとしないのです。




自信がない人が必ずやっているのが、「自分を否定している」ことです。

自信がない人が必ずやっていないのが、「行動」です。




ネガティブや自己否定から自信は生まれません。

自信をつけるには、まず自己否定をやめることです。




そして、行動できない人の大半は、ネガティブが邪魔をしていて行動ができていません。

自信をつけるには、自己否定をやめて「行動」することなのです。





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