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執筆者の写真樋口千紗

ダイエットにNGな行為


サラダの落とし穴


ダイエットをする際に、サラダを食べてダイエットをした気になっている人は多いはず。

しかし、意外と知られていないのが、サラダでもダイエットを阻害することがありえるということ。


その落とし穴は「ドレッシング」にあります。

いくら、サラダだからといって植物性油のドレッシングをドバドバかけていたら意味がありません。

植物性油と聞くと、一瞬ヘルシーな印象を受けますが、実は「トランス脂肪酸」が含まれています。

トランス脂肪酸の何が問題かというと、自然のものではなく人工的に加工されている油であるため体内で分解されにくい点と、有毒化学物質にあたるため動脈硬化や心疾患などの病気のリスクを促す点にあります。


日本ではトランス脂肪酸含有量の表示義務がないため、「植物性食用油」「植物性油脂」と表示しています。

しかし、健康意識の高いアメリカでは、トランス脂肪酸の含有量の表示が義務づけられており、禁止食品とされています。




また、EUやスイス、シンガポールなどでは、トランス脂肪酸の上限値を設定し、制限をかけている国も増えています。

WHO(世界保健機関)は2023年までに、世界中のすべての食べ物からトランス脂肪酸を排除する計画を立てています。




先進国であるはずの日本では、あまりトランス脂肪酸の有害性が意識されていない分、健康志向はまだまだ遅れているといえます。

なので、トランス脂肪酸が多く使われている「ショートニング」「マーガリン」「ファットスプレッド」と表示されている食品や、「植物性食用油」「植物性油脂」などと書かれたドレッシングや油には要注意です。


とはいえ、全ての「油・ドレッシング=悪」というわけではありません。

むしろ、油自体は私たちにとって必要不可欠な栄養素。


油不足は、健康や肌にも影響を及ぼします。

ただし、油をとるといっても「質の良い油」に限ります。



油には、「身体に良い油」と「身体に悪い油」があるのです。

「身体に良い油」というのは、アーモンドオイルやアボカドオイル化学的処理をしていないエクストラバージンオリーブオイル(オメガ9)や、青魚の脂分(オメガ3)です。

逆に「身体に悪い油」とは、前述したほとんどの加工食品に含まれている「トランス脂肪酸」のこと。

また、お肉や乳製品などの「動物性脂肪」もとりすぎると健康トラブルの原因になってしまうので注意が必要です。




サラダのドレッシングには、エクストラバージンオリーブオイルにレモン汁を搾ったり、バルサミコ酢やワインビネガーを混ぜると、簡単に美味しい手作りドレッシングができます。

私は、ギーバターや、ココナッツオイル、無加工のエクストラバージンオリーブオイルを使用しています。




他にも、マヨネーズがふんだんに使われたポテトサラダもなるべく避けたいNG食品ですね。

トランス脂肪酸を多く含むマヨネーズは、体内で代謝されにくく、悪玉コレステロールを増やすため、ダイエットを阻害してしまいます。 ※農林水産省のHPでも公開されています 脂やトランス脂肪酸の健康に与える影響



また、ポテトサラダに使用される「ジャガイモ」には、野菜でとりたい「抗酸化成分」がほとんど入っていません。

抗酸化成分には、老化の原因となる活性酸素を防ぎ、肌のツヤを保つために欠かせないもの。




「薄色野菜」であるレタスやキャベツばかりのサラダも同様に「抗酸化」は期待できません。

サラダを食べるときは、栄養価の高い「緑黄色野菜」を積極的に摂りましょう。




サラダだからヘルシーなのではなく、「どんな油を選ぶか」「どんな野菜を選ぶか」が重要なのです。



品さえも失う早食い女に美女はいない


あなたは「時間がない」という理由で早食いをしていませんか? 美の秘訣はなにも「食べる物」だけではありません。


その「食べ方」も実はとても重要です。 早食いは、マナーとしても美しくない上、太る原因となります。


なぜなら、く食べることで、満幅中枢が刺激されず、満腹感を得られないため必要以上の量を食べてしまうから。 また、よく噛まないことにより、消化酵素を無駄に消費しまい、胃や腸などの内臓に負担をかけます。

食べ物や食べ方が悪いと痩せにくいだけでなく、内臓環境を悪化させます。

内臓状態が悪い人に美女はいません。

なぜなら、肌には顕著に内臓の状態が出るからです。




私もこのミスコン業界にいると、肌荒れの酷いコンテスタントをたまに見かけます。 おそらく、身体づくりのために無理なダイエットをしたり、ストレスやプレッシャーが原因になっているのかと思います。




コンテストでは期間が決まっているので、その期間内に身体を仕上げなければなりません。

なんとしてでも痩せる!という行動が一歩間違えれば、肌荒れを引き起こしてしまうのです。




実は、私も数年前に過激なダイエットをしたことで、ニキビだらけの肌になった経験があります。

ダイエットに成功したことよりも、肌荒れの方が気になってしまう始末。




私はずばり一番危険な「食べないダイエット」をしていたのです。 そりゃぁ、栄養不足に陥り、筋肉は衰え、肌荒れを引き起こします。




なので、食べながら痩せるためにはまず、「よく噛んで食べる」こと。

ゆっくりよく噛んで食べることで、満腹感を得ながらも内臓に負担をかけることなく、本来の食材の味を楽しむこともできます。



普段の食事より少しの量でも簡単に満腹感を得られるので、空腹感によるイライラを防ぐことができます。 是非今日から意識してみてくださいね!




WBCでは、食品表示の見方や栄養学と医学をベースにした、科学的根拠のある食事法を学ぶことができます。



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