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執筆者の写真樋口千紗

黒ドレスに逃げるな!黒の落とし穴とは


皆さんはクローゼットを開けた時に、一番占めている洋服の色は何色ですか?

一番多いのはやはり「黒」ではないでしょうか?




どこの服屋に行っても、どの種類の服にも必ずといってある「黒」。

黒の洋服は王道と言っても過言ではないかもしれません。




さらに、黒の似合わない人もなかなかいません。

それほど、「黒」というカラーは安定なんですね。




でも、あなたはその安定感に甘えていませんか?





黒信仰をやめられない女性たち


日本の女性はドレスを着るときに「黒」に逃げる人が圧倒的に多いですね。

つい先日、友人の結婚式に行った時も黒のドレスを着て参列していた女性がなんと半分以上!




これには驚きました。




結婚式ですよ?

お葬式じゃないんだから・・・と思ってしまいました。




花嫁を引き立たせなければ!と、あえて黒という選択だったのかもしれませんが、私は結婚式に黒を着ていくのは逆にマナー違反だと思っています。

(ベロアやレース生地、光沢があるもの、シースルー、スタイリッシュでデザイン性の高い黒ドレスであればOK)




せっかく華やかな花嫁も、華やかな会場も、黒を着てしまうとむしろその雰囲気を邪魔してしまうこともあるからです。

無難な色だから、着やせ効果があるから、などのナンセンスな理由でドレスを選ぶのはやめましょう!




コンテストにおけるドレス選び


私のクローゼットは、ブルー、オレンジ、黄色、マルチカラーのワンピースがほとんどです。



写真は私がミスコンテスト世界大会へ出場した時に各国の代表たちと撮った集合写真ですが、見ての通りほとんどのミスたちが黒のドレスを着ていません。




世界基準の美女たちは、黒に逃げるようなことはしないのです。

カラーものをうまく取り入れて、明るく、華やかにみせてくれる色を選んでいるのです。




とはいえ、私もコンテストを経験する前までは、黒信者でした。

しかし、コンテスト経験を通してファッションについて学んでからは、黒に逃げるのをやめました。




というのも、「黒」に甘えることで、本当に自分に似合う色を知ることができなかったり、ファッションのバラエティが狭くなってしまうからです。

また、一歩着方を間違えれば、かなり地味でみっともないことになりかねないのも、黒の落とし穴です。




黒は他のカラーに比べて身体をすっきり見せてくれるため、体型を気にしなくても手軽に着れてしまいます。

ここで一番怖いのは、黒い服を「着た気」になって、実は黒い服に「着られていた」なんてこともあり得るのです。




もちろん、大人っぽくシックにみせたいときや、落ち着いた雰囲気を醸し出したい時など「明確な理由とコンセプト」があるなら話は別。

でも、そう言った明確な理由がなく、自分に似合う色も知らないまま、単なる「安定感」や「甘え」だけで黒を着てしまうのはとても残念。




特に私は、コンテスタントの中でも低身長だったので、自分の身長も考慮してなるべく華やかなドレスやワンピースを選んでいました。

背が低い私が黒を着てしまうと、かなり地味になってしまい、なかなか目立ちませんからね。




ここを工夫すれば黒を着てもおしゃれに!


しかし、そんな私も黒の洋服を全く着ない訳ではありません。

ただ、黒を着る時はデザイン性のあるものや形がおしゃれなものを選ぶようにしています。




スタイリッシュなデザインの黒の洋服は地味には見えません。 やはりファッションには工夫と冒険が必要なのです。




黄色や赤、ピンクなどの派手な色に抵抗を持つ方は多いと思いますが、その色やデザインの選び方によっては自分に似合うものも必ずあります。

例えばピンクでも、ショッキングピンクのようなビビッドカラーから、サーモンピンクのようなパステルカラーまで幅広くありますので、自分の肌の色に合わせて選べば意外とカラーのバラエティを増やすことができます。




また、ドレスの形においては、体の曲線が少ない人はAラインのワンピース、脚を長く見せたければハイウエストパンツやエンパイア型のワンピースなど、自分に似合うカラーで自分に似合う型を探せばいいのです。

明るい色の洋服は会う人の心理にまで影響を与えますし、自分の気分をも上げてくれます。




色が人に与える影響は意外と大きいので、それらをうまく取り入れて「なりたい自分」「魅せたい自分」に近づくこともできます。

今まで安定色の黒に逃げていた方は是非、違う色にもトライしてみてくださいね!




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