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LOHASとは?これからは健康と環境を考えた生き方が求められる時代

執筆者の写真: 樋口千紗樋口千紗

はじめに



今、オーガニックコスメやオーガニックフード、自然植物由来のものなど、健康や美容に関心が高まり、体に良いものを積極的にとり入れていく人が増えていますね!



一方で、オゾン層の破壊、地球の温暖化、農薬汚染、森林の減少、野生生物種の減少など、依然として環境汚染が深刻な問題となっています。




いくら健康的なものを積極的にとり入れていても、暮らしている環境が汚染されていると、本当の意味で「健康でいる」ことはなかなか難しいかもしれません。




「健康も生きる環境の上に成り立っている」という考えのもと、今「健康と環境の共生」に関心が向けられるようになりました。

今回はそんな、「健康」と「環境」を考えた生き方「LOHAS(ロハス、ローハス)」についてご紹介します!



LOHAS(ロハス、ローハス)とは


LOHASは、英語の”Lifestyles Of Health And Sustainability”のことで、健康的に持続可能な社会生活を心がける生活スタイルの総称。

特に、健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを指します。




LOHASは1990年代後半にアメリカのコロラド州ボールダー周辺で生まれた新しい考え方。

ボールダー周辺には、地球環境問題や農薬汚染に問題意識を持ち、「健康」と「環境」を考えた生き方やLOHASな事業を始めた人たちが誕生しました。




国の政策と地球環境の持続性に危機感を持つ、社会企業家やクリエイティブな人たちがビジネスを通じて新しいライフスタイルを志したのがLOHASの由来なのです。

日本でも、マスメディアに頻繁に登場するようになり、女性ファション誌や環境誌にも登場するようになり、日本では40%の人がLOHASを知っているといわれています。


では、具体的にどうやってLOHASなライフスタイルを実践するのかをご紹介します。




LOHASなライフスタイルの実践方法


①環境にやさしいライフスタイル


環境にやさしいライフスタイルとは、例えば、商品を選ぶときに価格よりも性能や中身が良い、環境に優しい、などが判断の大切なポイント。


他にも、新聞・雑誌、牛乳パックやペットボトルのリサイクルなど、身近にできることはたくさんあります!





②持続可能でエコな暮らし


太陽光パネルの使用や節水・節電、エコバックの使用(スーパーやコンビニで袋をもらわない)など、日常生活のちょっとした意識や工夫でエコな暮らしは実現できます。


環境にも優しい生活ができる上に、無駄をなくし経済的に暮らすことで生活の負担も軽減することができますよ!




③予防医学・代替医療を心掛け、なるべく薬に頼らない


薬は一度摂取すると、体に溜まりやすい性質のものが多く、なかなか体外に排出されません。

そのため、薬の多用を減らすことも健康維持には不可欠です。


こまめに運動をしたり、栄養バランスや医学について学ぶなど、予防医療の発想を心掛けることが大切です。


また、温泉療法、気功、ハリ灸、マッサージ、漢方薬、アロマセラピー、アーユルヴェーダ、特保商品利用、ドリンク剤、サプリメントなどの利用もおすすめ。




④ヘルシーな食品やナチュラルな製品の愛用


スローフード(伝統的な食材や料理方法を守った質のよい食生活)、オーガニックフード(有機食品)、マクロビオティック(穀物や野菜、海藻などを中心とした食生活)など、今、安全で健康的な「食」を積極的にとり入れている人が急増中。


「食」のバランスを失ったことによる、生活習慣病(メタボ)や食の安全性を保つためにも、有機野菜や農薬・添加物の少ない食品を選んだり、自然系洗剤等を使用したり、体内にとり入れるものや日常で使用するものに気をつかってみてくださいね!




⑤自己啓発のための投資


LOHASは、もともと「私たち自身が健康に生きていくための環境を整える」ことが根本にあります。

つまり、自分に投資することも立派なLOHASなのです。


・異文化に触れること

・知識見聞を高めること

・スポーツで日々のストレスを発散すること

・トレーニングを通して自身の健康管理をすること

・趣味や習い事など何か楽しみに没頭できる時間を持つこと

・心地よい人間関係・友人関係構築への時間投資


など、自分が心地よく生きるためのライフクオリティを上げてみましょう。




おわりに


一番大切なことは、地球と共生すること。

私たちは、地球から「生きていくための恵み」をたくさんいただいています。




そんな地球に感謝の気持ちを持ち、環境問題を解決するために一人ひとりが意識して変われ

ば、それは大きな力になります。

まずは、自分の「生きる環境を整える」ことから考えてみませんか?




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