はじめに
近年、貧困、環境問題、差別、雇用問題、教育環境、気候変動など、様々な国際問題が重大視されています。
これらの問題に見て見ぬ振りをしていると、私たちや私たちの次世代の未来がなくなるのは容易に想像がつきます。
そこで、これらの問題に対して具体的に解決するための目標を決めたのが、国連が定める「SDGs」です。
しかし、このSDGsはあくまで自主目標であり、法的な拘束力を持ちません。
だからこそ、企業や一人ひとりの「主体性」が重要になってくるのです。
今日はそんなSDGsについてご紹介します。
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、「持続可能な開発目標」として2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際的な達成すべきゴールを表したもの。
内容は、17の目標と169のターゲットターゲットで構成されています。
将来世代のニーズを損なうことなく、現代のニーズも満たしながら発展していくために、環境を破壊し続けることなく、人々の消費を支え続けられる世界を実現することが重要となります。
私がビジネスで取り組んでいるSDGs
私が運営するLady Universe Japan(レディ・ユニバース・ジャパン)でも、このSDGsの17のゴールの中から、以下の3つを取り上げ、取り組んでいます。
●4:質の高い教育をみんなに
●5:ジェンダー平等を実現しよう
●17:パートナーシップで目標を達成しよう
自分たちにできることから始め、これらを団体活動の基本理念としています。
この3つはレディ・ユニバース・ジャパンのSDGs活動ですが、私が決めたゴールなので、私にとってのSDGsでもあります。
「私がファイナリストたちにできること」をもとに考えました。
例えば、1つ目の「質の高い教育をみんなに」というのを掲げたのは、スピーチに特化した講義を設け、その後の就職活動や面接などの雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の育成に貢献できると考えたからです。
特に、私は公立中学校の英語科として勤務していた経験があり、中学校・高等学校英語科の教員免許を取得しています。
そのため、英語でのスピーチや文章構成、英語を使って自分の思いを伝えることなど、その部分で専門的な講義ができ、コンテスト期間だけに止まらず、その後の就職活動や、あらゆる社会的場面で必要とされる「社会性・協調性」「立ち居振る舞い」「リーダーシップ性」「主体性」「オピニオンリーダーとしての資質を高める」人材育成ができると考えています。
また、2つ目の「ジェンダー平等の実現」として、女性のリーダーシップの機会を確保し、女性たちが積極的に社会で活躍している姿を見せていくこと、社会に向けての課題提起をおこない、解決に向けてはたらきかけていくこと、また、そのためのレディ・ユニバース・ジャパンであることを発信・証明していくことを目標に掲げています。
そして、3つ目の「パートナーシップで目標を達成」に関しては、SDGsの達成に向けたアクションを働きかける団体や、メディアなどの情報発信を行なっている媒体と提携し、SDGsの取り組みをより多くの人に知ってもらえるよう取り組んでいます。
レディ・ユニバース・ジャパンが、ファイナリストや企業、関係者だけでなく、社会における全ての人のためになる団体を目指しています。
私が個人で取り組んでいるSDGs
私が個人単位で取り組んでいる、SDGsに貢献できるものとしては大きく3つあります。
①省エネ生活
私は基本的に「〜しっぱなし」の生活をしません。
例えば、ガス、エアコンのつけっぱなしや、水の出しっぱなし、冷蔵庫開けっぱなしなどののことですね。
また、車の利用はなるべく避け、徒歩や交通機関を利用するようにしたり、家の照明は全てLEDを使用したり、冷房や暖房を使用する際に設定温度に気をつけ、基準値を上回らないようにしたりと、省エネで生活するようにしています。
これは、実は私の実家が昔からそういう教育方針だったのも影響しています。
さらに、私の実家は兼業農家のため、家庭で出た生ゴミを畑の肥料として再利用したり、雨水をためて、それを野菜の水やりに使用したりと、生活のあらゆる場面で「リサイクル」をしていました。
②プラスチックゴミの削減
私が普段の生活で取り組んでいるものとして、スーパーへ買い物へ行く時にエコバックを持ち歩き、ビニール袋の使用を断ったり、プラスチック製のストローは貰わないようにしています。
ストローがなくても、タンブラーや専用の容器に移し替えて飲むことができますのでね!
そして、なるべくリサイクルできるものも細かく分別して、寄付できるものは寄付に回すようにしています。
例えば、一般的なリサイクルとしては、缶や瓶、ペットボトルの分別がありますが、それ以外にも「発泡スチロール」や「牛乳パック」など、より細かく分別するようにしています。
また、ペットボトルのキャップでワクチンの寄付ができたり、缶のプルタブで車椅子の寄付ができたりしますので、蓋まで細かく分別するようにしています。
●ペットボトルのキャップでワクチンの寄付
●プルタブで車椅子の寄付
③洋服とワクチンの寄付
私は定期的に大掃除として「断捨離」を行います。
1年以上使っていないものはこの先も使わないことが多いのと、物を持ち過ぎることで本当に自分に必要なものが見極められなくなるためです。
さらに、断捨離をすることで自分にとって必要なもの、不要なものが見極められるようになります。
すると、買い物でも失敗がなくなり、無駄な出費も抑えることができます。
私が断捨離をする時は、専ら衣類になるのですが、その要らなくなった衣類は「古着deワクチン」を通して貧困国に寄付しています。
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この活動を始めてもう4年くらいが経ちますが、要らなくなったものを片付けられる上、寄付した衣類は主に寒い地域の国で再利用され、さらにワクチンも寄付できるので一石三鳥!
「古着deワクチン」は、SDGs活動にも積極的に取り組んでいる団体です。
私の運営するLady Universe Japan(レディ・ユニバース・ジャパン)もSDGsの活動を取り入れていますが、なるべく色んな社会貢献・国際貢献を取り入れている団体を選ぶようにしています。
古着deワクチンに寄付するには「3,000円」がかかりますが、これを高いと思うか安いと思うから人それぞれかと思います。
ただ、断捨離は年に数回程度しか行わないことが多いと思うので、年単位で見るとそんなに大きな出費ではないかなと思い、私はこの団体を利用するようになりました。
おわりに
自分が身近にできることはたくさんあります。
今日からあなたも、これならすぐにできるエコだと思ったことは取り組んでみてください。
地球の環境悪化は、私たち人間でなければ止められません。
未来の地球のために、私たちの未来のために今日から行動してみませんか?
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