top of page

みんなと違うことこそが「価値」であり「おしゃれ」である

執筆者の写真: 樋口千紗樋口千紗

日本人女性の弱点に上がりやすいのが「個性の弱さ」です。




何かが流行ると、街中でみんながその服を着ていたり、何かを決めるときも「何でもいいよ」「みんなに合わせるよ」など、個性や自己主張の弱い女性をよく見かけます。




・自分の意見を言うのが苦手

男性目線で服やメイクを決めている

・流行りの服やみんなが着ている服を着る

・みんなに合わせる、なんでもいい

・メイクで自分を表現したいけどできない

・本当は挑戦したいけど日本では浮く


など、どこか他人目線を常に優先している人が多いですね。




多くからモテることを目的にしている人はそれでいいですが、そうではなく、ありのままの自分自身を本当に良いと思ってもらえる人に出会いたい方は、世の男性目線で服を選ぶ必要はありません。

また、人にどう思われるかを気にして自分を押し殺す必要もありません。




いくら取り繕っても、真の自分を隠しているといつかボロが出てしまいます。

そして、何よりも自分自身の幸福度を下げてしまっています。




「おしゃれはしたいけど、浮くのは嫌」と思っている人は、そもそもの「おしゃれの定義」を間違えています。

「おしゃれ」とは、ある規範の中で「みんなと違う」という「区別される」ことから生まれるのですから。




おしゃれの究極は「他者との違いを出すこと」であり「個性を出すこと」です。

これを着ているからオシャレ、とか、トレンドの服を着ているからおしゃれ、というのは極論ありません。




例えば、みんながラウンドネックのTシャツを着ている中、自分だけがスクエアネックにすると、一つの意外性を生むことになります。

また、シンプルで無地のワンピースをみんなが来ている中、自分だけ柄の入ったワンピースを着ると、個性を生むことができます。




このようにして、ある規範の中で他者との違うポイントを作っていくことが、個性であり、おしゃれなのです。



また、出す(露出)ポイントとして、脚が長い人はそれを際立たせるボトムス、背中が綺麗な人はバックレスの洋服など、自分にしかない体の長所となる部分を出すと個性がでます。




とはいえ、おしゃれにもある程度のベースとなる「客観性」は必要です。

例えば、ズボンに手を通すとか、色の組み合わせをバラバラにするなど、単なるはちゃめちゃのファッションであれば、それは人が理解のできるものとして認められないでしょう。




つまり、ファッションやおしゃれは、ある一定の規範(≒ロジック)の中で人に理解されるものでなければなりません。

誰もが理解できる価値観の中で、わずかな違いを入れることが「おしゃれ」や「個性をつくる」テクニックなのです。




特に、女性は感情や感覚で動く生き物ですから、いいと思って買ったものでも実際に着た途端イメージと違った、似合わなかったというのは往々にしてあります。

これは、自分に似合う着こなしやおしゃれの「ロジック」を分かっていないからなのです。




そして、以前の記事にも書きましたが、個性を体現しやすいのが「モード」ファッションです。

モードファッションの「モード」は、ブランドが出すその年のコレクションにおける「最新のもの」を指します。




また、デザインが個性的なものが多いため、モードは客観性をおさえながらも個性を出しやすいジャンルなのです。

もちろん、ハイブランドにこだわる必要はありません。




ハイブランドでなくても、ファストファッションや1〜2万円程度のプチプラファッションでも、モードな服を手に入れることができます。

どのアパレルも、結局はコレクションで発表されたデザインに依存し、その年のトレンド服を店舗に並べています。




「おしゃれ=ハイブランド」ではなく、着る人が肝心です。

プチプラの洋服でもハイブランドに見せる人もいますし、ハイブランドを着ていても安っぽく見える人はいます。




要は、あなた自体の着こなしセンス、あなたという人間こそがブランドなのです。

その「あなたの価値」が、「個性を出すこと」なのですね!



海外のモードトレンドを扱ったインポートショップはこちら


↓↓↓↓




Comentarii


bottom of page