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執筆者の写真樋口千紗

マナーにこだわりすぎるとハマる罠

はじめに


よく「美女」や「できる女」というワードに、必ずと言っていいほどくっついてくる「マナー」というワード。


「いい女になるためにはマナーができないとダメ!」

「やっぱりできる女はマナーからちゃんとしなくちゃ!」


と思っている女性も多いはず。

今日はそんなマナーについての間違った認識と、マナーの本来のメリットをご紹介します。




マナーの本質とは


マナーや立ち居振る舞いを身につけることはとても大切です。

しかし、中にはマナーの本質を忘れてしまっている人がいます。




例えば、形式にこだわり過ぎていたり、相手の間違いに対して過敏に反応してしまったり、自分と違う方式を使っている人を咎めたり、逆に他の人のマナーを見て自分が間違っているのではと不安になってしまったり、マナーの本来の目的を忘れている人が多いということ。




そもそも、マナーは相手への思いやりの気持ちからできたもの。

立ち居振る舞いやマナーは「相手を思いやる気持ち」の現れであり、ルールから外れることに不安になったり、批判したりするためのものではありません。




形から入ることは悪いことではありませんが、形式にこだわり過ぎて本来一番大切であるはずの「気持ち」が込められないのであれば、それはマナーではありません。

気持ちのない「ありがとう」や「ごめんなさい」が嬉しくないのと同じですね。




また、真心のないマナーは、いくら取り繕っても相手にちゃんと伝わります。

立ち居振る舞いやマナーを身につけても、相手や自分も心地よくなければ本末転倒なのですね。




相手も心地いいけど、それをやってる自分も心地よいと思えることがベストです。

立ち居振る舞いやマナーに縛られすぎて


〜であるべき

〜でなければならない

と、あなたを縛ったり、心地悪いものであってはならないのです。



少しくらい間違えても、そこにちゃんとあなたの気持ちがこもっている行動や態度であれば、相手も不快には思いません。

間違えてそうしてしまったんだろうな、と意図的でないこともちゃんとくみ取ってもらえるはず。




マナーを身につける本来のメリット


TPOという言葉があるように、立ち居振る舞いやマナーが求められる場面は日常生活の中で少なからずあります。

とりわけ、冠婚葬祭や高級料理店での食事などもそうですね。 その時にサラッとその場に合わせたマナーや立ち居振る舞いができると便利ですし、食べる姿が美しい女性は品格も上がります。




逆に、このような場でマナーができないと自分が居心地悪くなることもあります。

「食事のいただき方で育ちがわかる」と言われるように、テーブルマナーはその人の品格、生き方や人生観までも如実に表します。




マナーができることで得られるメリットとしては、食事の際にはとりわけ会話に集中するためです。

相手への思いやりはもちろん、コミュニケーションを円滑にしてくれたり、相手との信頼関係を構築できる点が最も大きいですね!




例えば、


フォークとナイフどこに置くのかしら?

ナフキンをとるタイミングはいつなのか?


など、知らないことにより目がおよいでしまうため、会話に集中できません。

堂々とした態度で会話に集中し、相手と楽しく食事をとるためにもマナーが必要なのですね。




そして一番のメリットは、マナーを身につけることで「選択の自由を持てること」です。

必要に応じて使い分けられる自由、場に応じて選択できる自由が手に入るのです。




おわりに


マナーとはいえど、全てをマニュアル通りに対応することや、正しさを求めすぎるものではないのがお分りいただけたかと思います。



マナーを身につけて、自分も相手も心地よく入れ、マナー本来の意味を理解して楽しめるようになると人生の質が変わってきますよ!




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